WORKS148
実例データ
- 概要:
-
マンションリノベ
- 床面積:
- 75.6㎡
- 間取り:
- 3LDK→2LDK
- 構造:
- 鉄筋コンクリート造3階地下1階建
- 竣工年月:
- リノベ竣工2023年6月
- 築年月:
- 当時築15年
- 施工金額:
- 非公開
- 設計金額:
- 上記の15%
- 物件価格:
- –
- 家族構成:
- 2人家族
- 場所:
- 非公開
変形住戸の形状を活かした回遊性の高い住まい
理想のエリアでこだわりの注文住宅を建てるゴールがある施主様。妥協のない、条件に合った土地探しには数年はかかると見込み、今回は中古マンション+リノベーションを選択されました。
将来的に売却も前提にしながらも、守りに入らず、ご夫婦ならではの機能的で高いデザイン性のある空間を希望され、家全体は奥様のご希望を尊重し、書斎はご主人様のお好みで全く違うテイストに変えることで、オリジナルな空間に仕上がっています。
今回、お二人が購入されたのは、三角形に近い変形タイプの住戸。こういった形はデッドスペースを生みやすいのですが、この空間にLDKを配置。壁と並行するようにペニンシュラ型のキッチンを設け、隣接してパントリーを設けることで空間を有効に活用しています。また、リビングの入り口には、ガラスドアを採用し、バルコニーの先まで視界が広がり、より開放感の感じられるLDKに仕上げています。
動線では、無駄な廊下をなくした廊下ゼロの回遊動線を住戸全体に計画。帰宅時や就寝時の動きを何度もシミュレーションして、3Dでイメージ共有をしつつ、玄関→洗面室→寝室→リビング→玄関をぐるりと回遊できる動線にしたことで、スムーズに動きやすい暮らしを実現しています。
また、暮らしをより快適かつスマートにするのに欠かせない収納空間は、お二人の服の総量やライフスタイルに合ったフードストック量などを細かくヒアリングをし、プランにもりこみました。例えば、洗面室ではPS(パイプスペース)で異形状になりがちなスペースを、身支度に必要な雑貨を置く飾り棚として造作洗面カウンターと一体的に造り、W-INの棚の仕切りに至っても配置したいものを確認した上で寸法をきめています。
お施主様の今の暮らしに合わせたこだわりを反映しながら、住戸の特性を活かす工夫が散りばめられた住まいが完成しました。
BEFORE
AFTER