WORKS162

実例データ

概要:
戸建てリノベ
床面積:
216.6㎡
間取り:
5LLDK+3S→2世帯(1階2LDK・2階2LDK)
構造:
木造2×4構造2階建て
リノベ竣工:
2025年6月
リノベ時築年数:
32年
施工金額:
非公開
設計金額:
上記の15%
物件価格:
-
家族構成:
5人家族
場所:
東京都大田区
詳細を開く

RE:UNION-家族が再び共に暮らす家-

単世帯向けに造られていた広いご実家を2世帯住宅へとリノベーションを決断されたご家族。木造2×4構造の建物だったため、間取り変更に制限がある中で、ご家族のご要望をどのように実現するかが大きな課題でした。

ご要望として挙がったのは、玄関・キッチン・浴室洗面・トイレ・インフラに至るまでを世帯別に分けた“完全分離型”の二世帯住宅とすること。その一方で、広々としたLDKや、思い出の詰まったステンドグラスはできる限り残したいというご希望もあり、新しい暮らしに必要な機能を加えながら、この家に積み重ねられてきた記憶や風景をどう継承していくかが、大きなテーマとなりました。

既存の建物は、1階が浴室洗面室と個室で細かく分断された空間になっており、完全分離型の2世帯住宅を実現するため、1階にキッチンを、2階に浴室洗面室を追加する必要がありました。

そこで、1階の玄関に近い場所にあった個室をリビングに変えて、出入り口にガラスドアを採用。玄関から続く廊下に入ると奥まで視線が通り、開放感あるエントランス空間になっています。また、構造を丁寧に読み解きながら部分的に壁構成を見直すことで、キッチンダイニングとリビングを緩やかにつなぐ一体的な空間を実現し、家族が自然と集まり、気配がやわらかく交差する住まいをつくりました。

動線は、中庭とWIC(ウォークインクローゼット)を中心に回遊でき、視線が奥まで抜けることで間取りに制限があるなかでも圧迫感のない空間に。中庭をリビングの延長として使えるようにワイドオープン型の窓を採用しています。ご家族が気に入られていた既存の造作は残しつつ、新しい生活に必要な造作に費用をかけるなど、こだわりにメリハリを持たせています。

2階は、既存の間取りから大幅な変更はないものの、浴室洗面室を新設し、ワンフロアで暮らしが完結できるようになっています。

間取り変更に制限がある中で、ご両親から受け継がれた住まいを大事にブラッシュアップし、新たな暮らしが充実する住まいを実現しました。

BEFORE

AFTER

BEFORE
AFTER
リノベーション前の写真