WORKS166

実例データ

概要:
戸建てリノベ
床面積:
139.22㎡
間取り:
1F店舗+2.3F2LDK+和室→3LDK+2S
構造:
重量鉄骨造3階建て
リノベ竣工:
2026年2月
リノベ時築年数:
37年
施工金額:
4,577万円
設計金額:
上記の15%
物件価格:
-
家族構成:
4人家族
場所:
神奈川県
詳細を開く

アールで繋がる光と気配。どこにいても家族の気配を感じる一体空間への鉄骨造フルリノベ

祖父母から受け継がれた鉄骨造の店舗兼住宅を、ライフステージの変化で賃貸が手狭になったことからフルリノベすることを決断されました。建物の用途変更を含む大掛かりかつ複雑な計画の為、設計事務所であるリデザインにご相談いただきました。

既存の建物は、1階が店舗になっており、住空間の2階・3階へは外階段で上がるようになっており、空間が完全に隔離された構成になっていました。

店舗併用住宅から専用住宅へリノベーションするにあたり、1階から3階までの室内で回遊できる動線と、店舗として利用されていた1階の減築工事を行い駐輪場や駐車場を新設し使い勝手の良い「住宅」にすること。また、「閉鎖的にならない3階の個室空間」「子供の勉強スペースの設置場所の工夫」などのご要望をいただきました。

そこで、1階は既存の外壁ラインを室内側に下げて減築することで雨風をしのぐ駐輪場空間を確保しました。内部は、主寝室とWIC(ウォークインクローゼット)、SIC(シューズインクローゼット)を配置し、トイレと小型洗面をエントランス空間に設けています。

外壁ラインを後退させたことによる、閉塞感や暗さを緩和できるように、新設した階段は光を遮ることが少ないスケルトン階段を採用しています。

LDKは2階に配置し、リビングに吹き抜けも新設。収納、脱衣洗面室、トレイ以外を最大限開放的な空間となるよう計画しています。

3階は、子供部屋とフリースペースを計画。居室は、あえて「4帖半」の最低限のスペースにし、造作デスクを設けたフリースペースを広く設けることで、2階のリビングと適度な距離感を保ちながらも、部屋にこもらず勉強や仕事のできる空間に。さらに、この場所は吹き抜けに面しおり、2階で家事を行いながら3階のお子様たちの声や気配を感じることができる空間になっています。

デザインでは、2階と3階の各所にアールの壁や天井を採用しました。アールは、空間を自然に繋げ視界を空間全体に広げる効果があります。また光や気配、声も同様に広がり、空間の一体感を感じやすくなっています。

角が無く、可愛らしい印象になりやすいため、グレージュを基調とした仕上げや間接照明で洗練された印象に仕上げました。

お施主様と様々な案を出し合いブラッシュアップを重ね、新たな暮らしと理想に合う住まいを実現しました。

BEFORE

AFTER

BEFORE
AFTER
リノベーション前の写真